ボディーケア前の注意事項

ボディケア禁忌症

1. 法定伝染病
コレラ、赤痢、腸チフス、パラチフス、痘瘡、発疹チフス、しょう紅熱、ジフテリア、流行性髄膜炎、ペスト、日本脳炎

2. 病的産物や病原菌を拡大する恐れのある疾患
伝染性化膿性疾患、蛇毒、昆虫毒

3. 急性炎症性疾患(慢性は保険の対象にもなります。)
急性関節リウマチ(リウマチ熱)、 急性関節炎、急性脳脊髄疾患(脳溢血など)、骨折、脱臼、創傷の初期

4. 安静を要する内科重症疾患
結核、梅毒、淋病、癌、白血病、潰瘍、心臓疾患、腎臓疾患、肺疾患、喀血や吐血の直後など

5. 血管に病変のある場合
動脈瘤、静脈血栓、動脈硬化症など

6. 出血性疾患
血友病、紫斑病、壊血病、重症肝臓病、黄疸など

7. 腹部の炎症
急性虫垂炎、腹膜炎、胃潰瘍、腸炎など

8. 拡大または伝染の恐れのある皮膚病
湿疹、寄生虫による皮膚病、伝染性の皮膚疾患など

9. 妊婦、産後半年以内の方

10. 38度以上の熱がある場合

ボディケアを禁忌すべき部位

 ・ 炎症のはなはだしい部位(発赤、疼痛、熱感、腫脹)
 ・ 化膿や伝染の恐れのある部位
 ・ 皮膚に損傷のある部位
 ・ 出血しやすい部位
 ・ 悪性の腫瘍がある部位

ボディケアを禁忌すべき場合

 ・ 疲労、衰弱がはなはだしい場合
 ・ 心臓や肺などの重い疾患で、脈が弱く速い場合(1分間に100以上)
 ・ 38度以上の高熱がある場合
 ・ 絶対安静を要する患者の場合
 ・ 出血しやすい病気や状態にある場合
 ・ 悪性伝染病の疑いがある場合
 ・ 皮膚に炎症や広範囲の疾患がある場合

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